2012.10.10 のニュース
製油所のトラブル多発を追求 ―過剰設備で余力あるが安全確保を重視―
製油所の火災事故、アスファルト流出など、トラブルが多発しており、石油連盟では、環境安全委員会に「製油所の安全確保に関する検討会」を設けて対応に入った。明年3月末までにとりまとめを行なう。 事故の多発で製油所の操業停止が増えているが、現状は設備が過剰であるため、供給面では支障を来していないことが幸いしている。だが、早急な安全確保策が求められる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン仕切据え置き 値下げ基調に歯止め ~末端は市況維持へ~
みずほ総合研究所の週動向調査(1日)のガソリン全国平均価格は149円/Lとなっているが、参考値では20銭の小幅な値下がりとなり、8月から値上がりが続いていたが、10週ぶりの値下がりとなった。 市況が小幅な値下がり基調に転じたことから、今後も値下がりが続くと予想される。ただ、仕切価格が1日より据え置きとなったことから、下げ止めから市況維持も考えられる。 一方、一部では9月末から値下がりしている地区もあり、今後の原油価格次第となるが、市況維持が難航するという見方もある。
(提供元:日刊石油タイムズ)
4日のWTI11月限は前日の88.14ドル/バーレルより反発し、終値は3.57ドル値上がりの91.71ドルに収まった。 WTIの先物相場は、12月限が92.07ドル、1月限が92.48ドル、2月限が92.90ドル、3月限が93.25ドル、4月限が93.48ドル、5月限が93.62ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)