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2012.11.05 のニュース

WTI続伸86.24ドル  

 31日のWTI12月限は前日の85.68ドル/バーレルより続伸し、終値は0.56ドル値上がりの86.24ドルに乗せてきた。  WTIの先物相場は、1月限が86.73ドル、2月限が87.28ドル、3月限が87.83ドルで取引を終えた。  ハリケーン「サンディ」が温帯低気圧になったことで、操業を停止していた東海岸の石油精製施設が一部で生産を再開したことが伝わると、昨日に引き続き原油需要が徐々に回復するとの観測から買いが入った。

(提供元:日刊石油タイムズ)

石油統計―9月分― ガソリン販売0.6%減、燃料油1.6%増  

 経済産業省が発表した9月の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売合計が1524.8万KLとなり、前年同月に比べると1.6%の増加となり、10ヵ月連続して前年を上回った。  油種別の販売量をみると、ガソリンが475.0万KLとなり前年同月比0.6%増、ナフサが335・8万KLとなり6・1%減、ジェット燃料油が40・2万KLとなり19・5%増、灯油が66・2万KLとなり17.5%減、軽油が273・1万KLとなり0・4%減、A重油が92・4万KLとなり0.4%増、B・C重油が242・0万KLとなり26.5%増となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

エネルギーの大局を見据えて  

 2011年度における環境対応車の国内向け出荷台数は25%増の448万台。内訳はHVが5割増の67万台、EV1・7万台、CNG車670台、ディーゼル代替LPG車410台で、HVシェアが15%に達した。とはいえ、これ以外は低燃費かつ05年基準排ガス75%低減レベル車(☆☆☆☆)363万台、低燃費かつ排ガス50%低減レベル車(☆☆☆)16万台だったから、大勢は普通のガソリン車が占めている。前号でも指摘したが、ガソリン消費の抑制を過度に誘導すればユーザーの利便性を削ぎ、財政にも波及する。

(提供元:ぜんせき)

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