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2012.11.28 のニュース

IEA見通し 米国が最大の石油生産国に ―イラクの増産が石油市場のカギー  

 日本エネルギー経済研究所は22日、国際エネルギーシンポジウムを開き、フーフェンIEA事務局長による「2035年の世界のエネルギー見通し」(アウトルック2012)が講演された。毎年、2035年までの長期見通しを改定しているもので、2012年版では『世界のエネルギーシステムの根幹が変容、新しい局面を迎えつつある』と提起している。焦点としては、①米国の石油・ガス生産(シェールガス)復活による世界の構図の変化、②一部の国(日本など)による原子がからの撤退、③風力・太陽光発電技術の利用増大、非在来型ガスの普及などによる再編の可能性、④イラクの石油部門の復興による国際石油情勢の変化、などの点をあげている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸88.28ドル 株価大幅上昇で原油にも買い  

 23日のWTI11月限は前営業日の87.38ドル/バーレルより続伸し、終値は0.90ドル値上がり88.28ドルに乗せてきた。     WTIの先物相場は、2月限が88.90ドル、3月限が89.56ドル、4月限が90.16ドル、5月限が90.64ドル、6月限が91.01ドル、7月限が91.29ドルで取引を終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン仕切は一転値上げ 3円以上の転嫁を狙う ~業者、足並み揃うか注目~  

 原油価格は、WTIが88ドル/バーレル、ブレントが111ドル、中東産が110ドル、と値上がり、為替も79円~81円/ドルと円安となり、コスト増となってきた。  衆議院解散によって実質選挙戦に入り、安倍自民党総裁が景気対策として公共投資の拡充、金融緩和策を打ち出したこともあって、株価が上昇、為替は円安に転じてきた。自民党政権の復活を市場が歓迎したことになる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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