2013.10.02 のニュース
ガソリン仕切 連続値下げ 末端市況は崩れを防止へ~減販もマージン確保を優先~
ガソリンの仕切価格は9月28日から1円40銭~70銭/リットル値下げとなり、9月は4週連続の値下げとなった。9月の累計では出光が5円20銭、JXは4円20銭の値下げとなっているが、JXは9月31日からは据え置きとしており、出光など他社は2円50銭の値上げを実施したため、この値上げ分を相殺すると出光は2円70銭の値下げとなる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
業転扱いも、即取引停止としない-流通証明書添付でルート解明を狙う-
ガソリンの業転玉の扱いを巡って、エネ庁が元売に通達を出すことで収拾の方向となってきた。公取委の報告では、業転の扱いについて「一律に禁止・制限するのではなく、一定のルールを策定すべき」として元売に改善を求めていたが、元売と全石連とでは調整が難しいことから、エネ庁が、①特約店が業転を扱っても、それを理由に直ちに、または一方的に、取引の停止などを行なわないこと、②取引の透明性を確保するため流通証明書(元売以降の供給ルート)を添付する、との通達を出した。
(提供元:日刊石油タイムズ)