2016.07.08 のニュース
石油販売業界最大の課題は、ガソリン小売市場の適正化である。過去から言われ続け、それでも漫然として変わらぬテーマだけに、適正化するわけがないと冷ややかに見る向きも多いが、ガソリン内需減が明確になる中、もはや喫緊の課題となっている。特にその思いは自由化政策以降、市場混乱に悩まされてきた中小零細SSにおいて強い。
(提供元:ぜんせき)
熊本地震で電力、ガスなどのライフラインがストップする中、ガソリン、軽油、灯油などの石油製品は中核SSなどを通して供給が継続できた。特に、送電鉄塔の倒壊で地域全体が停電状態に陥った阿蘇地域では、自家発電機を備えた中核SSや小口燃料配送拠点が昼夜を問わず病院、避難所への燃料供給を行った。さらに、九州電力を応援するために全国の電力会社から集まった合計160台の電源車に、24時間体制で軽油を届け続けた。
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