2016.12.20 のニュース
3月末SS数が前年同期に比べ1177ヵ所純減の3万2333ヵ所となった。事業者数も855社純減の1万5574社と、SS数も事業者数も減少傾向に歯止めがかからない状況だ。新設数(202ヵ所)を除く廃止数だけでみると1379ヵ所減と、1日3・8ヵ所のペースで減少しており、SSを取り巻く経営環境は依然厳しいことが浮き彫りとなった。
(提供元:ぜんせき)
日本エネルギー経済研究所による2016~17年度の短期エネルギー需給見通しは、需要減の顕在化を強く印象付けるものとなった。16年度内需はナフサの販売減や原発の再稼働増加に伴う電力用C重油の減少などによって、前年度比2.5%減の1億7610万㌔㍑と、47年ぶりに1億8千万㌔㍑を下回ると予測。17年度は原発の再稼働の一層の進展による電力用C重油の減少や、ガソリンや灯油などの需要減などが響き、1.9%減の1億7280万㌔㍑とさらに需要減が進み、内需のピークだった99年度(2億460万㌔㍑)から、実に3割もの需要が消失することとなる。
(提供元:ぜんせき)