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2010.07.08 のニュース

石油各社7月の需給対策 減産と製品輸出で対応 ―JXの発足で様子見守る―      

7月入りとなり、製油所の定期修理明けとなったが、各社とも7~9月は前年同期比4~5%減産で対応するなど、需給調整に取組んでいる。需要減少が続くが、軽油、ジェット燃料の輸出増を狙って対応している。

石油10社経常利益1183億円 3月決算 在庫評価の影響で黒字転換  

石油連盟は、3月期の「石油10社の決算(単体)」を発表した。販売数量は2億1347万KLとなった。平成21年度の全国の石油製品内需は、燃料油計で前年度を3.1%下回った。しかし10社の販売数量は景気低迷に伴う需要減等により、前年度比4・7%減となった。

温暖化対策に呑まれない英知を  

国の新成長戦略の筆頭で「グリーンイノベーション」が掲げられた。今後10年間、必要な政策を全く行わなければ実質成長率は過去10年並みの1%程度にとどまるが、需要重視の政策対応を実行すれば実質2%成長が可能とし、最大需要が存在する分野として“環境”をあげ、2020年までに「50兆円超の環境関連新規市場」「140万人の新規雇用」と目標を置いた。

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