日刊ニュース

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2011.01.20 のニュース

良質なサービスがフルの強み  

原油の高騰を受けて卸価格も上昇基調で推移した年末年始だったが、卸に関しては、ほぼ大過なく乗り切りつつあるといっていい。一方の小売は卸上昇を転嫁できているかというと、首都圏などの上げ幅から判断すると、まだ途上だろう。小売価格の修正が、これまでの未転嫁分の回収にまで及ぶかどうかはまだ不明だが、いまの状況を再投資可能な収益確保への足場を築くスタートと位置付けたい。

(提供元:ぜんせき)

原油価格 中東産反落も93ドル台 ブレントは下げで98ドル台  

17日のシンガポールマーケット中東産原油3月限は、1ドル以内の小幅な値下がりとなったが、93ドル/バーレル台を依然として維持している。12日からの4営業日、93ドル台を続け、高止まりの状況となっている。  アメリカは、黒人解放連動で有名なキング牧師誕生日の休日により、WTI市場は休場となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

灯油 荷動き増で増産へ 灯油高でマージンも確保 ―先物、業転は65円の高値―  

寒波の到来で、灯油の荷動きが活発化している。年明けから西日本でも積雪と冷え込みが厳しくなっており、ローリー輸送や内航タンカーの運行にも支障が出るなど供給が心配されている。元売の灯油在庫も230万KL程度という低水準であるため、需給はタイトで推移している。需要期の月間販売は330万KL程度であるため、かなりの低在庫といえる。先物、業転も65円/Lと高値で推移、ガソリンの58円に比べると6~7円の割高で「灯油高のガソリン安」という体系となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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