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2011.02.08 のニュース

原油高で先物は値上がり ―ガソリン60円、灯油65円へ―  

原油価格はWTIが90ドル/バーレル前後で安定して推移しているが、ブレント、中東物は高騰する展開となっており、販 売業者は対応に苦慮している。中東物が値上がりしているため、東工取の先物は原油が50円/Lで、ガソリンが60円、灯油は65円へと値上がりをみせている。業転市況が安定して推移していることもあり、ガソリンの末端市況は1月で値上がりをみせたが、2月は様子待ちの状況となっている。HCのガソリン価格は130円割れであるが、量販店は130円台に乗せてきている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

3月期決算は上方修正 ―元売、マージン改善で増益見込む―  

石油各社の4~12月の決算が発表されているが、増益となっている。とくに本業の石油事業は製品需給の調整が行なわれ、マージンが確保されたことから、前年同期に比べ大幅な増益となっている。通期(3月)見通しでは、引続き1~3月も好調で推移するとみている。1~3月の原油価格は原油価格が85ドル/バーレルの高値で推移し、石油製品のマージンが改善されるのと、在庫評価益の発生もあり、増益を見込み、通期決算の見通しでは、前回予想を上回る上方修正を出光、JXが発表している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

トリガー条項への事前準備  

ガソリン価格の異常な高騰時に適用する「課税停止制度」。指標となるガソリン小売価格の平均が3ヵ月連続してリットル160円を超えた場合、揮発油税の本則税率を上回る部分の課税措置を停止。25.1円が減税される。その後、同様に3ヵ月連続して価格が130円を下回って推移すれば元の税率水準に戻す。25.1円が増税される。

(提供元:ぜんせき)

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