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2011.03.02 のニュース

ガソリン160円超えも予想圏内 ―原油高騰で税金引き下げも検討へ―  

 原油価格が急騰しており、仕切価格がこれから値上げとなるため、ガソリン価格は160円/L(総務省調査)超えも現実性がおびてきた。「160円超えが3ヵ月続けば暫定税率分相当の25円を引き下げる」ことが租税特別措置法で決まっており、この法的措置が適用されることになるため、元売、販売業者サイドでは万が一に備えて対応を検討をしている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ボトム141円以上が目安 ―5~6円の値上げに―  

ガソリンの仕切価格は26日から値上げとなり、販売業者は3月からユーザー転嫁に取り組むことになる。原油価格は中東産が110ドル/バーレルと高騰しており、エクソンモービルは3円50銭/L、出光は3円40銭などの値上げを打ち出した。この値上げを受けて首都圏の販売業者は、ボトム141円以上を狙うことになる。街道沿いの安値は125円も散見するが、135円が中心値であり、これに5~6円を値上げすることになる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

経産省 石油統計速報 ―1月分― ガソリン販売0.3%増 燃料油販売は1.7%の減少  

経済産業省が発表した1月分の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売量は1804.5万KLで、前年同月に比べ1.7%減となったが、ガソリン、灯油、軽油、B・C重油はプラスとなった。  油種別にみると、ガソリンは447万KLで0.3%増、灯油が336万KLで4.7%増、軽油は256.1万KLで1.2%増、A重油が156.1万KLで3.2%減、B・C重油は153.6万KLで4.8%増、ジェット燃料油が35.4万KLで12.1%減、ナフサは420.2万KLで10.3%減となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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