2011.03.08 のニュース
08年10月からの指標連動の「新」週仕切り導入以降では間違いなく最大、恐らく21世紀入り後最大の大波がSSに押し寄せている。原油価格の高騰が主因とはいえ、ほぼ週5円ペースで上昇するガソリン卸に対し、これをSSはお客さまに浸透させることが自らの経営浮沈に直結する事態となった。しかもタイムラグを置かず即座に完全転嫁することが死活問題となる。
(提供元:ぜんせき)
3日のシンガポールマーケット中東産原油5月限は続伸して110ドル/バーレル前後となった。前日比1ドル以内の値上がりで、WTIを約ドルも上回る高値となった。 WTI4月限は0.32ドルの反落で101.91ドルとなった。またブレント4月限は2ドル以上の大幅な値下がりとなって115ドル台となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン仕切 連続値上がり EM4.5円、JX4.9円の値上げ 一気に150円相場に
原油価格の高騰を受けて、ガソリンの仕切価格は、5日からエクソンモービルが4円50銭、JXが4円90銭/Lの値上げが実施される。既に2月26日からは3円50銭程度が値上げされ、末端市況は140円台に乗せたが、仕切価格が連続して値上げとなると、販売業者はユーザー転嫁に取組み、一気に150円台相場となる。仕切価格が連続して値上げとなると、一気に8円の値上げとなるが、未達分を加算すると10円以上の値上げとなり、ユーザー転嫁も大幅となる。
(提供元:日刊石油タイムズ)