2011.03.25 のニュース
経産省は22日、東北地方・関東圏でのガソリン、軽油等の供給確保状況をまとめたが「東燃・川崎、極東・千葉、JX根岸の3製油所が再開したこともあり、マクロでは供給が確保された」としている。今後は西日本から東北地方、関東圏への内航タンカー、ローリーでの輸送により石油製品が増加することがカギとなるが、ここ数日中にもSSでの営業が再開され、ガソリン、軽油、灯油の不足は解消されそうである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
各製油所はフル稼働へ 被災地向け口ーリーを増強 ~東北・関東への供給を確保~
石油各社は、東北地方・関東圏への石油製品供給確保を狙って製油所のフル生産、輸入の拡大、輸出の抑制で対応している。輸送面では内航タンカー・ローリーの増強による輸送力アップを目指している。東北地方に大量に転送されている石油製品の各社間での融通も活発に行なわれている。その結果、SSへのガソリンなどの供給も増加しており、営業を再開するSSも徐々に増えている。ガソリン不足のため物流が停止したが、燃料が供給されてきたことで商品流通も円滑になってきている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
22日のWTI4月限は大幅な値上がりで104ドル/バーレルとなった。前日に比べ1.67ドルの続伸で104.00ドルとなっている。先物の6月限は105ドル台と先高で推移している。 一方、中東産原油の5月限は1ドル以下の小幅な値下がりとなったが、それでも108ドル台にとどまっている。先物も小幅な値動きで108ドル台となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)