2011.05.12 のニュース
元売のGW中のガソリン販売量は軒並み前年割れ、前年比5~10%のマイナスと低調だったようだ。これが漸減中とはいえ4万弱のSSに分散されるのか我々の業況となるから、さらに明暗が大きく分かれる。震災影響、その後の風評など、SS業況か個々の企業努力の埓外で濃淡が出たのが今GW中の特徴であり、被災度合いが大きく、かつ、このGWマイナス影響が色濃く出てしまったSSの痛みを、被災せず、マイナス影響も薄かったSSが厳粛に受け止める。そんな気概こそが、大震災後2ヵ月が経過した今日、チーム日本SSに求められる理想像だろう。
(提供元:ぜんせき)
9日のWTI6月限は、前日より5.37ドル/バーレルの大幅な値上がりで102.55ドルとなった。前週は5日連続で約16ドルの大幅な値下がりで100ドルを割り、113ドル台から一気に97ドル台まで値下がりしていた。7、8月限は103ドル台の先高となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
各社連休明けで需給調整 販売動向分析&生産体制検討 ~定修による減産と輸出増を狙う~
石油各社は、連休明けを機に4月からの販売動向を分析し、新しい体制で需給調整に取組む。3月11日の東日本大震災で緊急事態となり、フル生産、製品輸出の停止で対応し、 供給確保を優先した。その結果、4月中旬にはガソリンも供給増となったが、そのまま連休商戦に入った。連休中の販売分析を踏まえて今後の見通しを立て、当面の5~6月の生産対応の見直しをする。販売減を予測しており、定期修理に入る製油所もあるため、減産・製品輸出に積極的に取組むことで需給バランスを保つことになる。
(提供元:日刊石油タイムズ)