2011.05.16 のニュース
在庫影響を除いて出光は1181億円、コスモは1002億円、JXに至っては合併前2社合計に対して3700億円もの良化。当初見通しの通り、絶好調決算のオンパレードとなった3月期大手3元売。その真水の業績は計5900億円の良化を果たした。12月期2元売の1―3月も同様に絶好調なトレンドだ。 当然、上流部門の原油高による恩恵や合理化などの企業努力も含まれる数字ではあるが、 その中の多くの部分は仕切り体系の変更によるものではないか、という想像が働いてしまう。
(提供元:ぜんせき)
11日のWTI6月限は、前日より5.67ドル/バーレルの大幅な急落で100ドルを割り、一気に98ドル台となった。今週に入ってからの2日間で6.70ドルも急騰し、103ドル台まで上伸したが、再び100ドルを割った。7、8月限も先高ではあるが100ドルを割っている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
系列大手業者間で価格競争 ―系列仕切と業転市況 価格差拡大―
ガソリンの仕切価格と業転市況との価格差が拡大してきた。業転玉を手当てしているHCなどでは136円/Lまで値を下げており、末端市況の下落が心配されている。同じく 系列の大手業者が安値で攻勢をかけるケースも出てきた。震災後、ガソリンが減販で供給増となったことから需給バランスが崩れており、価格競争が再燃しそうである。
(提供元:日刊石油タイムズ)