2011.05.26 のニュース
大震災ではSS店頭にお客さんの長い長い車列ができ、荷卸しするSSを探し出そうとタンクローリーを追う車も出た。ある調査会社が3月下旬にまとめたインターネットによるアンケート調査によると、「身の回りに不足している商品で現在の生活上困っているもの」の第1番目が「乗用車のガソリン」で2番目が「食料品」、3番目が「灯油」だったという。その調査会社は「生活において緊急性が高いのはガソリン・灯油などの燃料と見ることができる」と総括している。
(提供元:ぜんせき)
ガソリン対策 月末が正念場 市況急落で対応に苦慮 ~業者、仕切改定をみて再取組み~
ガソリンの市況対策は、月末に向けて正念場を迎える。仕切価格が連続して値下がりとなり、ガソリン市況は急落している。首都圏の街道沿いSSでは中心値が145円/L、安値は133円まで急落した。ボトム価格147円以上を目安としていたが、市況維持は難しい状況となっており、販売業者は週末の28日(土)からの仕切価格改定を見ながら対応策を再検討することになる。原油価格も下落しており、先物・業転市況の動向が注目されるが、仕切価格が据え置きとなるのか小幅値下げになるのか、元売の方針を待つことになる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
23日のWTI7月限は、前日より2.40ドル/バーレルの大幅な値下がりで100.10ドルから一気に97ドル台まで反落した。前週末の20日は1.17ドルの値上がりで100ドルを超えていたが、また100ドルを大幅に割った。 中東産原油の7月限も2ドル以上の大幅な値下がりとなり、105ドル前後となっている。そのため、WTIとの価格差は約6ドル差となり、前週末と大きく変わっていない。ブレント6月限は、1ドル以上の続落となって110ドルを割り、約1週間ぶりに109ドル台となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)