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2011.07.06 のニュース

WTI反落94.94ドル 中東産9月限106ドル台前後  

 1日のWTI8月限は、前日より0.48ドル/バーレルの値下がりで94.94ドルとなった。ここ3営業日連続して値上がりをみせていたが、小幅な値下がりとなった。  中東産原油の9月限は小幅な値下がりながら、105ドル台後半から106ドル台前半となっている。  一方、ブレントの8月限は、110.20ドルで、前日より2ドル以上値下がりをみせた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

4~5月燃料油販売7.6%減 ガソリンは6.3%、軽油は2.2パーセントの各減  

 4~5月の累計による燃料油販売は前年同期比7.6%減となった。4月が12%減の大幅減となったが、5月が2.8%減と減少幅が縮小した。  4月販売は3月11日の東日本大震災の影響を受けてガソリンは前年同期比で12%減となるなど各油種とも減少した。  5月は軽油が2.1%、C重油が1.5%と増加となった。ガソリンは0.5%減と減少したものの小幅にとどまっている。他油種も軒並みに減少したが、需要回復の兆しが出始めている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

当面は市況維持で乗り切る ~引き続きマージン確保へ~  

ガソリンの仕切価格は、値下げ局面となってきた。7月に入り2日から1円/L程度の値下げとなり、6月の値上がり局面から7月は値下がり局面に変わってきた。原油価格が値下がり、国内の先物、業転市況が値下がりしてきた。だが、6月でユーザー転嫁が浸透、首都圏ではボトム148円相場が形成された直後であるため、仕切価格が値下がりとなっ たが、ここは市況維持に努めマージンを確保することになる。販売業者は6月の仕切価格の値上げを受けて、ユーザー転嫁が月末で、ようやく目標を達成してきたため、ひと息ついたところであり、引続きマージンを確保したいところである。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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