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2011.07.12 のニュース

WTI反発98.67ドル 中東産9月限108ドル台  

 7日のWTI8月限は、前日より2.02ドル/バーレル反発の98.67ドルとなった。2ドル以上の反発は、6月28日以来である。  中東産原油の9月限は前日よりさらに続伸し、1.70ドル値上がりの108.80ドルとなった。これで、WTIとの価格差(9月限)は9.66ドル差となっている。  ブレントの8月限も続伸で、前日より一気に3.80ドル値上がりの117.60ドルとなっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリンのグロスマージン ―取り分は元売が多く、販売業者は減少―  

 元売が仕切価格を見直し、ブランド料を加算したことから、系列仕切価格が実質値上がりとなり、その結果、元売の業績は改善されて増益となった。22年度の元売の決算は増益となり、ガソリンのグロスマージン(元売と販売業者の合計)の取り分は元売が多く、販売業者は少ないという結果となっている。  そのため販売業者からは「価格体系のあり方は元売・販売業者どちらかが利益を占めるのではなく、お互いが生きていくことができる利益を得て、はじめて共存共栄できる」との意見が出ている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリンC重油販売が焦点 景気回復で軽油は重油増を期待 ~各社、減産・輸出増で対応~  

7月入りで、石油各社はガソリンの需給を中心とした取り組みとなっている。軽油も需要回復の兆しを見せている。産業活動の活発化、景気回復が見込まれ、経済指標も前月比ではプラスに転じている。前年同月に比べると低水準ではあるが、石油製品の場合はガソリン、軽油、電力用C重油の需要は期待できそうである。ガソリンは、好天気の猛暑日が続いており、増販が見込まれている。好調だった咋夏の増販を上回ることは難しいが、出足は順調であり、かなり期待ができそうである。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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