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2011.07.14 のニュース

踏ん張る甲斐のある業界に  

 今年3月末の登録SS数は3万8777ヵ所。ピークは1999年度末の6万421ヵ所だから、36%ものSSが姿を消したことになる。ところが、ざっくり言えばその間には新設が1万力所あったのに対し、廃止はなんと3万力所にも達した。道路拡張による収用、街中のフル廃止、新たな幹線道路へのセルフ進出、競争熾烈化に伴うセルフ撤退など理由はさまざまだが、地域社会とともに歩んできたインフラが相当少なくなったのは紛れもない事実だ。一方、登録業者数は1万9694人。同様にSSピーク時と比べれば38%、1万1865人が廃業している。

(提供元:ぜんせき)

早い梅雨明けで増販期待 需給も安定でマージン確保  

 猛暑が続き、ガソリンは夏場商戦入りとなった。関東地区は昨年よりも8日も早い梅雨明けとなり、需要の回復、増販が期待されている。昨年7月も猛暑であったが、前年比で7.6%と大幅な増加となった。今年は東日本大震災の影響で景気回復の遅れ、消費節 約の浸透などから咋年よりも減少が予想される。そのため販売業者は、増販を期待するが、まず適正マージンの確保を優先すべきである。

(提供元:日刊石油タイムズ)

平均値では前年比20ドルアップ 上期の原油価格動向を分析 ~新たに世界経済への先行き不安~  

日本エネルギー経済研究所は8日、2011年上半期の原油価格動向を振り返るレポートを発表した。上半期の米国原油WTIの平均値(期近物・終値)が98.5ドル、最高値113.9ドル(4月29日)、最安値84.3ドル(2月15日)となったが、平均値は前年同期に比べて20ドル上昇した。価格の変動幅は、平均値に対して上下双方向に15ドル前後上げ下げしており、前年同期より5ドル前後大きく変動した。より高価格で大きな変動を示した要因として、中東・北アフリカ情勢の流動化と世界経済への先行き懸念を挙げ、分析している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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