日刊ニュース

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2011.07.26 のニュース

1円を積み重ね続ける経営  

 前号・既報の通り本紙推計ではゴールデンウイーク以降、SSはガソリン粗利を4円低下させてしまった。これは全国平均での数字であり、この間に都道府県別で粗利をロスし なかったのは、わずかに沖縄のみ。その他の46都道府県は、卸価格見合いで小売価格の下げ過ぎが生じ、おしなべて粗利をロスした。  当然、地域によっては4円ロスを超えて、さらに深手を負ったところもある。粗利が大きく低下したのは、秋田の6.2円、宮城の5.7円、福島の5.1円口スなど主に大震災の被災地とその近郊部が並ぶが、5.5円ロスした香川、4.7円の石川、4.6円の北海道など、震災影響とはかけ離れた地域も登場する。

(提供元:ぜんせき)

WTI小幅続伸99.13ドル 中東産9月限111ドル台  

 21日のWTI9月限は前日の98.40ドル/バーレルより小幅続伸し、0.73ドル値上がりの99.13ドルとなった。  中東産原油の9月限は前日の111ドル台後半より反落し、0.40ドル値下がりの111ドル台前半となった。WTIとの価格差(9月限)は12ドル台前半となり、前日より縮小となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

製品輸出は好調に転じる 海外市況も堅調で推移 ~国内需要減をカバー~  

製品輸出は、海外市況も値上がりしているのと中国などの需要増もあって好調に転じている。石連週報(10~16日)によると、製品輸出はジェット燃料が28万KL(前週は15万KL)、軽油か19万KL(29万KL)となり、2油種の合計で47万KL(44万KL)と、好調時の50万KLに接近してきた。また、灯油も7万KL(6万KL)と少量であるが増加している。国内の石油需要では、東日本大震災後の景気は回復の兆しをみせているが、前年同月に比べるとマイナスが続いており、各社とも需要に見合った生産で対応しているが、供給増加は製品輸出に回している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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