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2011.08.02 のニュース

SS収益の失地回復を急ごう  

 1日のうちに10ドル近く上下動したり、円高が一気に進んでしまう激しい相場変動が頻発する昨今で、先週の原油は珍しく小幅な値動きに終始した。特に国内向けの中東産原油指標は、上下1ドルのレンジに収まった。  原油相場が一気に跳ね上がって、過去最高値の150ドル近接相場か出現したのは3年前の初夏だった。古い記憶をたどると、湾岸戦争の端緒となったイラクのクウェート侵攻は19990年の8月2日。消費大国の米国がドライブシーズン本番を迎えてもいる。

(提供元:ぜんせき)

WTI小幅反発97.44ドル 中東産9月限112ドル台  

 28日のWTI9月限は前日の97.40ドル/バーレルより小幅反発し、0.04ドル値上がりの97.44ドルとなった。  中東産原油の9月限は前日より値動きなしの112ドル前後となった。WTIとの価 格差は14ドル台となり、前日よりやや縮小となった。  ブレントの8月限は前日の119ドル前後より続伸し、119ドル台前半となっている。  10月限のWTIは97.87ドル、中東産が112ドル台前半、ブレントは118ドル台前半となっており、11月限のWTIは98.35ドル、中東産が112ドル台前半となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

セルフSS、ついに減少へ  

 セルフSSは、ついに減少傾向を示してきた。石油情報センター調査によると今年3月末は8449ヵ所となり、昨年12月末の8452ヵ所に比べて3ヵ所の減となった。今年1~3月の3ヵ月間に限っての統計上の数字であるが、参入(新設)が43ヵ所あったのに対して、撤退が46ヵ所あり、撤退の方が3ヵ所上回ったためである。この減少傾向が今後も続くか否かは、様子をみることになる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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