日刊ニュース

過去のニュース一覧へ

2011.08.03 のニュース

C重油を除き各油種の販売減続く ―C重油 輸入対応で需給は安定―  

 6月の燃料油販売は1397万KLで前年同月比で2.7%減となり、3月以降、4ヵ月連続のマイナスとなっている。6月販売を油種別でみると軽油が2.1%増、C重油が14%増となったが、ガソリンは1.7%減、灯油は27%減、A重油は19%減など他油種はマイナスとなっている。3月11日東日本大震災を機に販売減が続いているが、軽油は大震災の復興需要、C重油は原発事故による石油火力へのシフトによるものである。  4~6月の累計では燃料油販売は6%減となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

6月仕切 情報センター調べ ガソリンは130円 前月比で20銭上げ  

石油情報センターが発表した6月分のガソリン仕切価格は130円/Lとなり、前月の129円80銭に比べて20銭の値上がりとなった。  軽油は75円80銭で前週の78円に比べると2円10銭の値上がり、灯油は75円で前月の77円90銭に比べると2円90銭の値下がりとなった。ガソリンは値上がりとなったが、灯油は不需要期に入ったこともあり、値下がりとなった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン150円相場を維持 ユーザー転嫁は浸透 ―天候不順、円高が懸念―  

ガソリン市況は、ユーザー転嫁が浸透して150円相場となってきた。石油情報センターの調査価格(25日)では平均151円/Lで、前週に比べ2円の値上がりとなった。首都圏のボトム価格は148~150円となっており、当面は、市況は維持に努めることになる。原油価格は中東産は110ドル/バーレル程度で推移しており、今のところ変動 はないようである。ただ、為替が76~77円/ドル台と円高で推移しており、気になるところである。円高はコスト安で石油業界にとってはメリットがあるが、輸出産業は不利となり、景気が後退する心配も出てくる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE