2011.08.16 のニュース
仕切価格と業転市況に価格差 ―業転安で系列SSが不利との不満も―
原油価格が急落、業転市況も下落したことから仕切価格は値下がりとなってきた。その結果、ガソリンの末端市況も値下がりしてきた。原油価格は8月入りで大幅な値下がりとなっている。仕切価格が実質値下がりとなるのは13日からであるが、業転市況の値下がりを受けてHC、量販店は、すでに3円程度の値下げに踏み切っている。販売業者サイドからは「原油価格、業転市況が値下がりしているが、系列の仕切価格の値下がりは遅れており、業転市況と系列仕切価格との間に大幅な価格差が生じている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
11日のWTIは85.72ドル/バーレルで前日に比べ2.83ドルの値上がりとなった。9日が79ドルであったため、2日間で6ドル強の値上がりとなった。 米労働省が発表した前週米新規失業保険申請件数が前週比7000件減の39万5000件と、エコノミスト予想値であり、雇用増減の目安とされる40万件を4月初旬以来、初めて下回った低水準となったことで、米雇用情勢に関する安堵感が広がった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
情報センター調査 新価格体系 ブランド料は業者から不満 不信感の解消が課題に
石油情報センターは、「平成22年度給油所経営・構造改善等実態調査」の報告書をまとめた。 うち、新価格体系の見直しについては、元売各社は2008年10月に市場価格の透明性、公平性等を確保することを目的として導入した「石油製品卸価格改定方式」(週決め市場連動方式)を、10年4月から10月にかけて、ブランド料の見直し等、改定方式の見直しを行った。
(提供元:日刊石油タイムズ)