2011.08.22 のニュース
東日本大震災において石油販売業界は、緊急車両への給油や病院など緊急重要施設への自家発電用燃料の配送、さらには避難所への燃料供給など、地元の石油組合が組織する官 公需適格組合のネットワークを活用して供給に努めた。この貢献が被災地自治体や公共団体などに評価され、財政的な要因によって競争入札などに切り替えていた調達制度の見直しにつながるケースが増えた。
(提供元:ぜんせき)
ガソリンの8月商戦も旧盆が終わり終盤となってきた。都心部のSSは、旧盆で周辺のユーザー(企業)が休みとなるため休業していたが、営業を再開する。街道沿いSSでは、 今後も増販を狙うが、販売数量は落ち込むため、あせりも出てくる。 8月の初旬は天候不順でガソリンが伸び悩み販売減が心配されたが、旧盆は猛暑となり増販が期待されており、今後の販売動向が注目される。仕切価格が値下がり、末端市況も値下がりしているが、ここで販売が減少するとなると、価格競争が展開される。今のところ大きく値崩れすることはなく推移、市況は下落したが維持されている。だが、これから月末に向けた市況対策が焦点となる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン市況は、小幅な値下げに止まっている。石油情報センターのガソリン市況調査(15日)は、150円20銭/Lで前週に比べ60銭の値下がり、四捨五入では150円となり、前週の151円に比べると1円の値下がりとなった。各地も1円前後の値下げとなっており、仕切価格の3円程度の値下げに比べると下げ幅は小幅にとどまっている。 街道沿いSSでは、先行して3~4円の値下げに踏み切っているが、今回の調査が旧盆中の15日(月)であったこともあり、平均すると1円の値下げとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)