2011.10.20 のニュース
原油の中東産指標は、円建てでの最近の底値は今月4日に記録した。その底値から、今週月曜の高値までの上げ幅はリットル6.6円にも達する。週ベースで見ても、今週見通しと2週前の比較では、実に5円前後の値上がりという結果が透けて見えている。 石油製品の国内卸価格指標は、底値は先週半ばで、週末から値上がり局面に入っているただし、底値からの上げ幅は、最大の灯油でも1.5円。ガソリンの場合は1円にも達ていない。
(提供元:ぜんせき)
ガソリンの仕切価格は、8月初めから連続値下げとなったが、15日から10銭~1円/Lの値上げと転じた。これを機に下げ止めになるのか、今後の市況動向が注目される。 エクソンモービルが1円値上げであるが、JX日鉱日石エネルギー、出光興産が10銭の小幅値上げであるため、末端市況は、下落傾向に歯止めをかけることがポイントとなる。 末端市況は、足元では値下がりが続いているため難しい局面にある。
(提供元:日刊石油タイムズ)
17日のWTI11月限は前営業日の86.80ドル/バーレルより反落し、0.42ドル値下がりの86.39ドルとなった。 中東産の12月限は前営業日より大幅続伸し、109ドル台となった。前週の月曜日より、8ドル弱の値上がりとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)