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2011.10.26 のニュース

原油価格は大きく変動せず ―リビアの原油生産再開には時間がかかる―  

 リビアのカダフィ大佐が死亡(20日)、独裁体制が崩壊したことで、政情が安定して原油生産が再開され、輸出が回復するとみられている。そのため今後の原油価格の動向が注 目されているが、生産が再開されれば下落が見込まれる。だが、原油生産の再開には時間がかかりそうであるため、当而は大きく変動しないようである。リビアの原油生産能力は160万バーレル/日あり、ほとんどがヨーロッパに輸出されている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI反発87.40ドル 中東産12月限106ドル台  

 WTIは本日より12月限に入った。前日の86.07ドル/バーレルより反発し、1.33ドル値上がりの87.40ドルとなった。11月限は9月21日の85.92ドルで始まり、10月21日の85.30ドルで終わり、その間の値動きは0.62ドルの値下がりとなった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン市況は下げ止め 仕切価格は連続値上げ ―今週中にも末端は値上がりー  

 ガソリンの仕切価格は、連続値上がりとなってきた。そのため販売業者もユーザー転嫁に取り組むことになるが、今後の仕切価格、原油価格の動向が注目されている。 原油価格は、リビアでカダフィ政権が崩壊して、原油生産が再開され、値下がりするとの見方もある。一方では、政治混乱が続き、次の体制が安定するためには時間がかかり、原油の生産が軌道に乗り、輸出が再開されるまでには、当分の間、混乱が続き原油価格は、値下がりせず、大きく変動しないとの見通しもある。足元の原油価格は、WTIで85~87ドル/バーレル、ブレント、ドバイは110ドル程度で推移している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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