2011.12.15 のニュース
政府税調による来年度の税制改正大綱で、「地球温暖化対策のための税」の導入が明記された。現行の石油石炭税に「地球温暖化対策のための課税の特例」を設け、「CO2排出量に応じた税率を上乗せ」するというものだ。経過措置として、まず来年10月にキロリットル250円(リットル0.25円)、さらに26年4月に250円(0.25円)、28年4月に260円(0.26円)が各上乗せされ、足掛け5年をかけて760円の増税が完了する。都市ガスやLPガスヘの「地球温暖化対策のための税」はトン780円、石炭は670円だ。
(提供元:日刊石油タイムズ)
12日のWTI1月限は前営業日の99.41ドル/バーレルより反落し、1.64ドル値下がりの97.77ドルとなり、100ドル手前で足踏みしている。 中東産2月限は前営業日より小幅値上がりして、107ドル近くまで乗せてきた。 WTIと中東産との2月限の価格差は7ドル台となり、前営業日より小幅拡大した。 ブレントの1月限は前営業日より小幅値上がりして108ドル台前半に乗せてきた。 3月限のWTIが98.18ドル、中東産が104ドル台後半、ブレントが107ドル台後半となっているが同様の見解を示し、EU諸国の国債を来年第1四半期に格下げする可能性を示唆した。 これを受けて、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇し、ドル建てで取引きされる原油相場に割高感が出始めたこともあって、それらが相場の圧迫要因となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
関東経産局内―10月販売量― ガソリンは1.7%増 C重油は電力向け74.4%増
関東経済産業管内の10月の石油製品販売量は、燃料油合計が618.7万KLとなり、前年同月に比べて4.0%増と6ヵ月連続で前年同月を上回った。 油種別にみると、ガソリンは、地方圏向けの出荷は減少したものの、首都圏向けの出荷が増加したことから、前年同月比1.7%増と2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。 ナフサは、石油化学向けの出荷が減少したことから、6.4%減と6ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
(提供元:日刊石油タイムズ)