2011.12.20 のニュース
消費者サイドに立っている我々SSは、これまでもたびたび高価なガソリン、高価な灯油による消費節約行動を見つめてきた。時には原油価格が、異なる場面では税額の多寡が 影響し、お客様の買い溜めと買い控えの購買行動である。 1ヵ月サイクルが常識だった我々向けへの卸改定が、現在の週仕切り方式が標準となって、我々に身に付いた悪癖がある。じりじりと安値に引きずられ、せっかく卸価格に連動させてリセットした小売価格を下方修正することが多くなっている。多くなった理由は、概して売れ行き不振だ。
(提供元:ぜんせき)
原油価格は下落傾向を示すも ―イラン核問題もあり、地政学リスクは上昇―
原油価格は急落してきた。OPECは、14日の総会で原油生産量をイラクを含む3000万バーレル/日と決めたが、この決定で需給が緩和すると市場が判断したためである。WTIは13日が100ドル/バーレルであったものが、14日に5ドル、15日に1ドル下落して2日間で6ドルの値下がりとなり、15日には約94ドルとなった。中東産は、104ドルと前日に比べて3ドルの値下がりとなった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
15日のWTI1月限は前日の94.95ドル/バーレルよりさらに続落し、1.08ドル値下がりの93.87ドルとなり、この2日間で6.27ドルも価格を落としている。 中東産2月限は前日より3ドル以上値下がりして、104ドル台前半に収まった。 WTIと中東産との2月限の価格差は10ドル台となり、前日より縮小した。 ブレントの1月限は前日より1ドル近く値下がりして、105ドル台前半に収まった。 3月限のWTIが94.31ドル、中東産が102ドル台半ば、ブレントが104ドル台前半となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)