2011.12.28 のニュース
来年のWTIは100ドルを予測 ―需要増は米、カナダなど増産でバランスー
日本エネルギー経済研究所は2012年の原油価格の見通しを発表した。「基準ケース」ではWTIが100ドル/バーレル前後と見通している。ブレントはWTIに比べて10ドル高の110ドル、日本の原油CIFも同じく10ドル高の110ドルと見込んでいる。 最近の原油価格は指標となっているWTIがブレント、中東産に比べると大幅安で推移しているため、指標の役割を果たさないとの見方もあり、ブレントの見通しを加えている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
23日のWTI2月限は前日の99.53ドル/バーレルより続伸し、0.15ドル値上がりの99.68ドルに乗せ、再び100ドルラインに迫っている。 中東産の2月限は前日より0.5ドル近く値上がりして、106ドル台後半に乗せてきた。 WTIと中東産との2月限の価格差は7ドル台となり、前日より拡大した。 ブレントの1月限は前日より小幅値下がりして、109ドル台前後に収まった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
予算要求政府決定 石油・天然ガス2541億円で331億円増 供給拠点強化 製油所68億円、油槽所51億円 ―災害対応型SSでは57億円―
石油・天然ガス関連予算要求は次の通りとなった。 石油・天然ガス開発の戦略的展開では、①探鉱・資産買収等出資事業出資金276億円[うち要望枠116億円](85億円)、②国内における石油・天然ガス基礎調査の実施147億円(161億円)、③メタンハイドレート生産技術開発の推進111億円(89億円)、④石油開発の基礎技術の研究開発推進44億円(31億円)、JOGMECへの出資400億円(新規)。
(提供元:日刊石油タイムズ)