2012.01.10 のニュース
新年を迎え、本紙は改めて「利益の出る商売」「経営の健全化」に取り組む組合員を応援するため、でき得る限り情報提供に尽力する。昨年は東日本大震災という未曾有の災害が日本を襲った。その際に「石油の重要性」が浮き彫りになったが、だからといってそれがSSの経営安定に直結するわけでない。経営維持のために、いかに利益を確保するかは経営者が自らの判断で決めなければならない。しかし、現在のマーケットにはその判断を惑わす要素が数多くある。
(提供元:ぜんせき)
4日のWTI2月限は前日の102.96ドル/バーレルより小幅続伸し、0.26ドル値上がりの103.22ドルとなり、約8ヵ月ぶりの高値となった。 中東産3月限は前日より3ドル以上値上がりして、108ドル台半ばに乗せてきた。 WTIと中東産との3月限の価格差は5ドル台となり、前日より拡大した。 ブレントの2月限は前日より2ドル以上値上がりして、112ドル半ばに乗せてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン市況は年末に下落したこともあり、今月中旬以降に立て直しをはかる。年明けの原油価格は4日のWTIが103ドル/バーレルと100ドルを突破しており、中東産 も108~109ドル(12月の平均は106~107ドル)と高値で推移している。為替は77円/ドル台の円高となっている。東エ取のガソリン先物も63円/L台、灯油は68~9円で推移しており、年末に比べると値上がりしている。 一方、ガソリンの末端市況は、首都圏の街道沿いはボトム価格は140円を割っている。
(提供元:日刊石油タイムズ)