2012.01.23 のニュース
大震災以降、ガソリン内需にも3・11の影響が色濃く出るようになっている。震災直後から消費抑制という形で現れ、それが慢性化して近況につながる。公式統計では3~11月まで9ヵ月連続の減少で、本紙推計では、12月も前年割れか確実と見られ、前年が プラスだった1、2月もその反動でマイナスを記録するだろうから、丸1年、12ヵ月連続のマイナスとなるだろう。そして3月には3・1の反作用で13ヵ月ぶりにプラスを記録する。
(提供元:ぜんせき)
18日のWTI2月限は前日の100.71ドル/バーレルより反落し、0.12ドル値下がりの100.59ドルとなったが、ほぼ横ばいを維持した。 中東産3月限は前日より1ドル弱値下がりして、110ドル台前半に収まった。 WTIと中東産との3月限の価格差は9ドル台前半となり、前日より縮小した。 ブレントの2月限は前日より0.5ドル程度の値下がりをして、110ドル台後半に収まった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン市況は値上がり ボトム143円が浸透へ ―年末の下落分を回収―
首都圏のガソリン市況は、値上がりの方向となってきた。イランの核問題で原油を禁輸とする制裁措置のため原油価格の値上がりが見込まれることと、年末に下落した市況を底上げするものである。 年末年始の増販狙いで、一部では価格競争が展開されたため末端市況は下落した。昨年12月入りでは街道沿いも140円台に乗り、ボトム価格は143円以上に値上がりした。しかし、年末商戦で価格競争が展開され。一気に140円を割り込み、安値は135円と値下がり、中心値も138円となってきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)