2012.01.25 のニュース
20日のWTI2月限は前日の100.39ドル/バーレルより大幅続落し、1.93ドル値下がりの98.46ドルとなり、再び100ドルを割り、昨年12月20日の97.22ドル以来の安値水準となってしまった。 中東産3月限は前日より小幅値上がりして、110ドル台前半に乗せてきた。 WTIと中東産との3月限の価格差は12ドル台となり、前日より拡大した。
(提供元:日刊石油タイムズ)
石油連盟は、石油のサプライチェーンの維持・強化、石油の安定供給の確保に向けての第3次提言をまとめた。総合資源エネルギー調査会でのエネルギー基本計画の見直しでは、 原発の縮小と、これに替わる石油火力、LNG火力へのシフトなどの本格的な審議に入るため、石油火力の術活などの握言をまとめたもの。 第3次提言の基本的考え方は、①東日本大震災における石油の緊急時対応力を生かし石油利用を維持・推進する、②緊急時のバックアップ電源として石油火力を安定的に稼働させるべきである、③エネルギー間のイコールフッティングを確保すべきである、としている。石油火力を復活させる判断は電力業界であり、その誘導策を政府に要請している。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン値上げ軌道に乗る 原油値上がりが見込まれ ―灯油は寒波襲来で需給絞まるー
首都圏のガソリン市況は1月入りで値上がりしてきた。街道沿いのボトム価格は143円となり、昨年末で140円割れの下落分を回収する動きをみせている。ここにきて5円程度の値上がりとなっている。 寒波の襲来で全国的に冷え込み、灯油の荷動きも活発化している。在庫も取り崩し時期となり、業転市況は値上がりしており、仕切価格も上昇してきた。灯油が増販傾向をみせており、需給も締まってきたこともあり、ガソリン市況も値上がり傾向となってきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)