2012.02.09 のニュース
2011年の石油製品需給統計概要によると、既報通り石油7油種計の国内販売は前年比2.4%減の1億9248万KLだった。実は、同統計には、液化天然ガス(LNG)の数字も内包されており、それによるとLNGは10.9%増の8344万トンと絶好調な数字が残る。 LNGの大幅増は、原発の再稼働が停滞する中、主に少力発電向けの需要が牽引しているもので、石油製品でも同様に、C重油が19.9%増と唯一、石油ではプラスを記録している。
(提供元:ぜんせき)
6日のWTI3月限は前営業日の97.84ドル/バーレルより反落し、0.93ドル値下がりの96.91ドルとなり、今年に入り二度目の安値となる96ドル台となった。 中東産の4月限は前営業日より2ドル弱値上がりして、111ドル台半ばに乗せてきた。 WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して14ドル台前後となった。 ブレントの3月限は前日より大幅値上がりして、115ドル台後半に乗せてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
豪雪で安定供給に懸念 石連、全石連は情報収集 ~豪雪対策室を立ち上げる~
関東地区は冷え込みが一段と厳しくなっているが、道路事情に関して全く問題はない。ところが、記録的な豪雪となった地方では幹線道路が寸断され、石油製品の安定供給が懸念される状況となっている。とくに、灯油、ガソリンなどの輸送が問題となっているため、石連、全石連では情報収集に努めている。 現在のところ、雪による大きな影響は出ていないが、今後、降雪が継続すると、石油製品の供給面での支障が生じてくることも考えられる。
(提供元:日刊石油タイムズ)