2012.03.05 のニュース
全国の石油組合にいま、自治体や公共機関さらには民間放送局などから災害時の燃料供給協定を締結してほしいとの要請が殺到している。 大震災では、救急車やパトカーなどの緊急車両をはじめ病院や水道局などの重要施設の自家発電用燃料、さらには避難所の暖房用燃料や支援物資の搬送用燃料などの必要度が急激に高まった。民間でも携帯電話など通信機能回復のために移動電源車用の燃料が必要で、報道機関でも記者やカメラマンかその場に行くための燃料が不可欠だった。
(提供元:ぜんせき)
29日のWTI4月限は前日の106.55ドル/バーレルより反発し、0.52ドル値上がりの107.07ドルとなり、2日連続の下落から少々持ち直した。 中東産の4月限は前日より値下がりして、120ドル台前後に収まった。 WTIと中東産との4月限の価格差は前日より縮小して12ドル台後半となった。 ブレントの3月限は前日より値下がりして、121ドル台後半に収まった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン150円相場へ 適正マージン確保を狙う ~ユーザー転嫁を急ぐ~
販売業者は、ガソリンのボトム価格を来週にも150円/L相場に乗せようと取り組んでいる。これは仕切価格が連続して値上がりしていることによるもの。また、これまでのマージンの減少を一気に取り戻す意味でもある。首都圏の街道沿いのSSでは、147円相場に取り組んでいるが、今後150円台に乗せ、ユーザー転嫁を急ぐ。仕切価格の値上げを受けて、石油情報センターの調査価格(2月27日)では、全国平均が146円へと値上がり、東京が149円、神奈川が146円、千葉が143円と前週に比べて2円~3円の値上がりをみせているが、今後さらに、値上げを目論んでいる。
(提供元:日刊石油タイムズ)