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2012.03.30 のニュース

ガソリン仕上げの時期に 短期間で大幅転嫁が浸透 ~需給緩和を懸念するむきも~  

ガソリン市況は連続して値上がりしてきたが、漸く仕上げの時期となったようだ。24日からの仕切価格の値上げが20銭、60銭、1円と各社にバラツキがあり、小幅な値上げとなった。ここへきて、JX日鉱日石エネルギーの仙台製油所が操業を開始し、また、コスモ石油の千葉製油所も近日中に操業するとなれば、需給緩和を予想する観測もあり、今後の市況動向が注目される。今回の一連の値上げ騒動をみると、仕切価格が2月11日から連続して値上がり、3月末までの短期間に大幅な値上げで推移したことは初めてである。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン仕切139円58銭 前月比9円42銭の上げ  

東石商の理事会において、役員から4油種の3月の仕切価格をアンケート調査した結果、系列仕入のガソリン平均価格(税抜き)は139円58銭。対2月比で9円42銭の値上がり、対12月比で15円20銭の値上がりとなっている。最多価格帯は138円。業転のガソリン平均価格(税抜き)は134円66銭、対2月比で9円80銭の値上がり、対12月比で14円38銭の値上がりとなっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン209万KLで4.8万KL増 灯油在庫165万KLで2.4万KL減  

石油連盟が発表した「原油・石油製品供給統計週報―全国版3月18日~3月24日-」における「石油製品週末在庫量」によると、ガソリンが209.1万KLで対前週差4.8万KL増、軽油が157.2万KLで16.8万KL減、石油製品週末在庫量合計が1046.5万KLで26.4万KL減となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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