日刊ニュース

過去のニュース一覧へ

2012.04.05 のニュース

収益が支える石油とSSの力  

 先週末から国内向けの中東産原油価格指標のドバイ原油が1ヵ月ぶりに120ドル割れ。石油製品の卸指標も値下げアナウンスが相次いだ。原油相場は昨日から反騰に転じたが、それでも3月中旬の最近の高値比では2円強の値下がり、前週平均比でも0.2円の小幅値下がりで、為替もコスト安となる円高方向へと振れ上昇一途だった製品相場の変調につながっている。  7~8週連続で値上がりを示した卸相場は、年度が改まると同時に軟調気配が漂っている。

(提供元:ぜんせき)

2月閏年とC重油の増販で ―燃料油販売、23年度通期はプラスもー  

 石油統計速報によると2月の燃料油販売は1780万KLで前年同月比で7.3%増と大幅増となった。今年の2月は閏年で29日間となり、前年に比べ1日多いため、電力用C重油の増販と、ナフサを除く各油稲は増販となっている。実需ペースで前年比の判断をするには1日分(約3%)を調整してみるべきである。2月の増販で、平成23年度の4月から今年2月までの燃料販売の累計が前年同期比で1%減の微減となり、3月も増販となれば通期では横ばいか、微増が見込まれる状況となってきた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

調査価格 値上げか値下げか注目 仕切小幅下げ、調査機関も変更で  

 ガソリン仕切価格は2月11日(土)から7週連続して値上がりしたが、3月31日から60銭~1円の小幅な値下がりとなったため、4月2日(月)調査の結果発表(4日)が注目される。  新年度に入り、市況価格の調査機関がこれまでの石油情報センターから、みずほ総合研究所に移行し、調査方法なども注目される。  仕切価格の31日からの値下げによって、街道沿いのSSは先取りして、ボトム価格を158円~155円に値下げしている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE