2012.04.20 のニュース
電源構成で石油シェアが大幅増 ―原発ゼロで石油の重要性を評価―
電気事業連合会によると3月の電力10社の重油の受入は144万KL(前年同期は41万KL)で254%増、原油は129万KL(55万KL)で135%増と大幅増となった。2月の重油の受入は155万KL、原油は158万KLとなっており、下期(6ヵ月)では重油が779万KLで全年同期比で169%増、原油は754万KLで230%増となっている。重油は月平均では130万KLとなる。この結果、電源構成での石油のシェアは急増していることがわかる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
調査価格ガソリン値下がり 157円20銭で90銭下げ ~仕切価格の値下げを反映~
みずほ総合研究所の週動向調査(16日)によると、ガソリンは157円20銭となり、前週に比べて90銭の値下がりとなった。前週は前々週より20銭の値下がりとなっていたが、今週も引き続き値下がりとなった。東京は157円80銭で1円80銭の値下がり、神奈川は155円00銭で2円20銭の値下がりとなった。仕切価格が3週連続して値下げとなり、14日(土)からの2円60銭~70銭の大幅な値下げが、今週の市況に反映したものとみられる。今後の市況動向は流動的であるが、上流の原油価格が安定して推移していることからみて、今月末からのゴールデンウィーク商戦を睨んで、市況維持に努めることになる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
17日のWTI5月限は前日の102.93ドル/バーレルより続伸し、終値は1.27ドル値上がりの104.20ドルとなり、3日以来の高値に戻した。 WTIの先物相場は、6月限が104.64ドル、7月限が105.08ドル、8月限が105.43ドル、9月限が105.67ドル、10月限が105.77ドルで終えた。 スペインが実施した政府短期証券入札が無事に収まり、スペイン国債の利回りが低下した。
(提供元:日刊石油タイムズ)