2012.07.03 のニュース
資源戦略 天然ガスシフトを優先 ―供給確保と調達コスト低下をー
経済産業省は「資源確保戦略」を策定した。この戦略は08年3月の閣議了解を得た「資源確保指針」と、昨年12月のエネルギー・環境会議で定めた「資源の安定的な確保のための取組みも一層強化する」ことを受けたもので、現在、審議中の新しいエネルギー基本計画に組み入れ、実現を狙う。来年度の新政策、予算要求への織り込みを想定している。 基本戦略は、①資源獲得のための政府一体となった働きかけ、②資源国に対する協カパッケージ化、③資源権益獲得の資金供給の機能強化、などをあげている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
28日のWTI8月限は前日の80.21ドル/バーレルより反落し、終値は2.52ドル値下がりの77.69ドルに収まった。 WTIの先物相場は、9月限が78.10ドル、10月限が78.53ドル、11月限が79.01ドル、12月が79.47ドル、1月限が79.93ドル、2月限が80.37ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン7月市況対策困難 夏場商戦入りで増販期待 ~増販狙いで再び価格競争か~
7月に入り、ガソリンの市況対策が注目されている。4月から仕切価格が連続して値下がりし、末端市況が連勁して下落となっていたため、夏場商戦を迎え、市況立て直しの動きが出ていた。 しかし、原油価格は中東産が90ドル/バーレル前後、為替が79円/ドルの円高で推移しているため、販売業者が市況対策に取り組むことが難しい状況となっている。業転市況は低迷しており、対策を打てないまま、徐々に値下がりが続きそうである。
(提供元:日刊石油タイムズ)