2012.07.06 のニュース
予算要求は資源確保戦略の展開 ―災害時に備えインフラ整備を強化―
経済産業省は、「資源確保戦略」、「資源・燃料の安定供給の課題と今後の対応」を打ち出し、総合資源エネルギー調査会で審議中である新しいエネルギー基本計画に織り込む予定である。同時に来年度予算に新規項目として8月末に要求する。また、民主党化石エネルギー検討小委員会でも、党としての石油政策などを審議しており、近く報告書をとりまとめ、新政策として反映させる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
3日のWTI8月限は前日の83.75ドル/バーレルより反発、終値は3.91ドル値上がりの87.66ドルに乗せてきた。WTIの先物相場は、9月限が88.03ドル、10月限が88.39ドル、11月限が88.80ドル、12月が89.22ドル、1月限が89.62ドル、2月限が89.94ドルで取引を終えた。 イラン国会の委員会が、対イラン経済制裁に協力する欧米の国々には、原油タンカーのホルムズ海峡通過を許可しないとの法案を準備していることが伝わった。
(提供元:日刊石油ニュース)
エネ研予測 下期原油 WTIは85ドル ドバイ98ドル、ブレント100ドルを見込む
日本エネルギー経済研究所は原油価格の展望について、今年下期(7月~12月)の原油価格は、WTIが85ドル/バーレル、ブレントが100ドル/バーレル、ドバイが98ドル/バーレルと予想している。 この価格水準は、今後の国際原油市場をめぐる様々な要因によって大きく変動する可能性がある。欧州経済問題の悪化に伴う世界経済の減速が予想以上に深刻化するようなことがあれば、足元の価格下落基調はさらに加速するとみている。
(提供元:日刊石油タイムズ)