2012.08.17 のニュース
14日のWTI9月限は前日の92.73ドル/バーレルより反発し、終値は0.70ドル値上がりの93.43ドルに乗せてきた。 WTIの先物相場は、10月限が93.74ドル、11月限が94.07ドル、12月限が94.94ドル、1月限が94.94ドル、2月限が95.32ドル、3月限が95.56ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
価格調査 ガソリン141円へ 前週比で1.4円値上がり ~即日転嫁に至らず遅れる~
みずほ総合研究所の週動向調査では、ガソリンが141円/Lとなり、前週比1円40銭の値上がりとなった。 元売の仕切価格は11日から3円強の値上げとなっており、4日からの40銭~50銭の値上げを累計すると、4円の値上げとなった。その結果、販売業者はユーザー転嫁に4円~5円を目安に取り組むことになる。 ただ、即日転嫁に至らず、遅れているところが多いようであるが、本格的な末端価格の値上がりは次回調査の20日となりそうである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
元売業績悪化 マージン減少が響く 原油より販売価格が先取り下落
元売の製品マージン減少が業績悪化に繋がっているが、これは決算期間中において、製品価格の値下がりが早く、原油価格の値下がりが遅れていたためである。 原油はCIFをみると日本到着ペースとなるため、足元の原油相場(FOB)と比べると、1ヵ月は遅れることになる。 国内市況は足元の原油相場(FOB)に連動しているため、値上がり局面ではタイムラグが生じる。足元で処理している原油は1ヵ月前の高値ものであろうと、国内市況は現行の値下がりの原油相場を反はならないが、マージンは減少する。
(提供元:日刊石油タイムズ)