2012.08.22 のニュース
灯油、不需要期での大幅値上げ ―積み増し時期で、今後に問題を残すー
販売業者による灯油在庫の積み増しの時期となってきた。例年シーズン入りを前にして夏場に販売業者、ユーザーが在庫を積み増しするが、今年は原油価格が、ここにきて急騰しており、このまま値上がり続けるのか、いずれ反動で値下がりするのか予測ができないため、現時点での積み増しが最適であるか、判断が難しい状況である。 原油価格の動向をドバイでみると3月では120ドル/バーレル台に乗せ、一時は08年の急騰時のようになるのではないかと懸念されたが、その後は欧州の財政危機が再燃したため急落、6月末には90ドル台となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
WTI続伸96.01ドル IEA「備蓄放出、必要なし」で買い
17日のWTI9月限は前日の95.60ドル/バーレルより続伸し、終値は0.41ドル値上がりの96.01ドルに乗せてきた。 WTIの先物相場は、10月限が96.32ドル、11月限が96.58ドル、12月限が96.91ドル、1月限が97.33ドル、2月限が97.62ドル、3月限が97.75ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
経済産業省は、来年度予算要求を8月末頃までにとりまとめる。 概算要求のシーリング枠は10%カットするが、特別枠としてグリーン税制、環境対策などを設けることとなり、今年度予算と同じ方式で予算要求を作成する。 石油対策関係予算は、復興災害対策などの絡みでは今年度予算を継続して、来年度は事業を実施することになっており、その路線に沿って予算を要求する。
(提供元:日刊石油タイムズ)