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2012.12.05 のニュース

10月販売は11ヶ月ぶり減少 ―C重油増販も一巡、12月の灯油に期待―  

 石油統計速報によると10月の燃料油販売は1578万KLで前年同月に比べ0.2%減となった。油種別ではガソリン、軽油が各1%の微増、C重油は11・5%増となったが、他油種の落ち込みで全体では11ヵ月ぶりの減少となった。前年は燃料油販売は0.3%増、C重油は50%増となっており、その反動減となった。  9月までは10ヵ月迎続して前年を上回っており、ガソリン、軽油が微増、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、A重油、一般用C重油が減少となったが、電力用C重油は原発事故の影響で増販となり、その結果、燃料油全体では増販となっていた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸88.91ドル  

 30日のWTI1月限は前日の88.07ドルより続伸し、終値は0.84ドル値上がりの88.91ドルに乗せてきた。  WTIの先物相場は、2月限が89.49ドル、3月限が90.13ドル、4月限が90.68ドル、5月限が91.12ドル、6月限が91.43ドル、7月限が91.63ドルで取引を終えた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン145円相場が浸透 仕切価格の連続値上げで ~ユーザー転嫁で足並み揃う~  

 12月商戦入りと同時にガソリンは値上げ局面となってきた。12月は増販期待が強いため、値上げによって販売数量が減少すると懸念されていたが、ボトム145円~146円/Lで相場づくりに取り組むことになった。現在、ユーザーも高値感は薄く、販売量に影 響はないとみられる。だが、150円を超えると節約志向が出るとの見方もある。  原油価格はドバイで109ドル/バーレル、WTIは88ドル~89ドル、為替が82円/ドル程度で推移しており、大きく変化しないようである。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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