2013.02.05 のニュース
石油統計速報―12月分― ガソリン販売2.3%増・燃料油1.4%増
経済産業省が発表した12月の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売合計が1992・0万KLとなり、前年同月に比べると1.4%の増加となり、2ヵ月連続して前年を上回った。 油種別の販売量をみると、ガソリンが516・1万KLとなり前年同月比2.3%減、ナフサが392.0万KLとなり2・7%増、ジェット燃料油が31・5万KLとなり0.6%減、灯油が338・4万KLとなり4・7%増、軽油が309・3万KLとなり3・2%増、油が150・3万KLとなり3・8%減、B・C重油が254・3万KLとなり4・5%増となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン仕切価格改定 2円から2円40銭上げ ~末端転嫁は152円~153円を狙う~
ガソリン仕切価格は、2日から2円~2円40銭の値上げとなった。灯油は50銭程度に抑えられ、今回、これまでの灯油高を調整し、ガソリンの大幅値上げとな JX日鉱日石エネルギーが3円30銭の値上げとなっているが、週中の30日から90銭の値下げを先行させているため、相殺すると実質2円40銭の値上げとなる。 EMGマーケティングは2円10銭の値上げ、外販は3円値上げを1日に打ち出しており、先行して相場づくりに取り組んでいる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
油の漏洩防止のための消防法規制強化が、地域のSSの経営存続をこれほど脅かすことになるとは規制当局も想像していなかったのではないか。 地下タンクそのものの入れ換えは膨大な費用が必要だが、その代替策として設けられた既存タンクへのFRPコーティングや電気防食などの工事、さらには精密油面計の設置なども事業者にとっては大きな負担である。国の補助金が創設され、それをテコに多くの事業者が事業継続に希望を持った。
(提供元:ぜんせき)