2014.03.05 のニュース
ガソリン末端転嫁へ 仕切の値上げ受け始動~3月中にはマージンを確保~
ガソリンの仕切価格は1日からJX、昭和シェルが3円/リットル、出光が2円10銭の値上げを実施となり、販売業者はユーザー転嫁に取り組むことになった。仕切価格は小幅な値下がりが続いたことから末端市況は下落しており、石油情報センターの調査価格(24日)では平均で158円となり前週比では20銭の値下がり、4週連続値下がりで累計70銭の値下がりとなった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
週末28日のNYMEXの原油先物相場は、シカゴ購買部協会景気指数などが改善、景気先行きに期待が広がったことなどから買われ、反発した。WTIの中心限月4月物は前日終値比0.19ドル高の102.59ドルで終了した。5月物は0.27ドル高の101.89ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン、灯油は減販、軽油は微増というパターンが続いている。1月の石油特計速報によると、ガソリン販売は430万キロリットルで前年比1.8%減、灯油は285万キロリットルで13.1%減、軽油は262万キロリットルで3.1%増となった。軽油は復興需要で増加しているが、ガソリンは省燃費車の普及、人口の減少、高値による節約などで減少している。灯油の減販は暖冬によるものであるが、電気、ガスヘの燃料転換も続いている。
(提供元:日刊石油タイムズ)