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2014.07.11 のニュース

業転格差は縮小 価格競争は沈静化へ  

ボトム169円相場は維持原油コスト連動の新体系へ移行したが、ガソリンの仕切価格と業転との価格差が5円程度となっており、末端市況は安値物が底上げとなっているため価格競争は沈静化している。ガソリン仕切価格は146~147円/リットル、消費税8%を加算すると158~159円となり、マージンを10円と見込むと169円相場となる。業転は142円程度で推移している。

(提供元:日刊石油タイムズ)

過剰設備解消で新体系は定着へ 業転問題解決への糸口となるか  

 6月から実施となった原油コスト連動方式の新体系は定着の方向となってきた。元売サイドは3月期決算でコアの石油事業が大赤字(在庫評価益を除く)となったことから危機感を強め、加えて原油が高止まりで仕切価格が値上げ局面となっており、ガソリン在庫も低位で推移、需給も締まるなど、環境が整備されてきたことが追風となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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