2014.08.07 のニュース
精販協議会は「公正な競争の確保などガソリン流通に係る石油業界の課題について協議する」ことを目的に始まった。「お互いに胸襟を開いて石油流通市場における課題の解決策を話し合ったらどうか」という野田毅石油流通問題議員連盟会長の提案がきっかけである。4月に行われた議連幹部会に全石連正副会長・支部長と元売5社の会長・社長が出席して意見交換したのがその初会合で、その後は、元売側は企画・販売担当役員が出席して精販間の諸課題をテーマに議論している。これまで計4回の協議が行われた。これらの協議には常に資源エネルギー庁と公正取引委員会の担当課長が同席し、行司役となっている。
(提供元:ぜんせき)
ガソリン 異常な低在庫続く 需給締まり市況は維持~灯油、軽油も低在庫~
ガソリンなど製品在庫は低位で推移しており、この状況で夏場商戦に入っているため需給は締まっている。ガソリン在庫(26日)は166万キロリットルで170万キロリットルを割っており、前週に比べると3万キロリットル減、前年に比べると41万キロリットル減という低水準である。
(提供元:日刊石油タイムズ)
総合エネルギー企業化を目指すが-事業再編、設備処理が当面の課題-
総合エネ調の石油・天然ガス小委の中間報告によると、石油精製業の方向性については①内需は今後も減少が続くため設備は過剰となり、引き続き設備処理(40万バーレル/日)を行なう、②その実現に向けて事業再編を進める、③具体的には製油所の統合運営(地理・資本の壁を越え)などを行ない、国際競争力を高める、④最終的には海外展開、国内では電気・ガス事業に取り組む「総合エネルギー企業化」を目指すとのシナリオが提示されている。
(提供元:日刊石油タイムズ)