コラム

過去のコラム一覧へ

元売はサインポールに責任を 2001年03月06日更新

一般のユーザーは元売のサインポールを掲げているSSは、すべてその当該元売のSSだとほとんどの人が思っている。SSは石油産業、元売にとっても唯一、直接ユーザーと接する販売の第一線である。ところがこれら販売第一線のSSは、建物、従業員にしても、サインポールを掲げている元売のものでなく、その当該元売から製品の供給を受けているに過ぎない。しかし一般の客は、SSはすべて元売のものと思っているだけに、元売はこれを前提として細心の対応を図るべきである。
SSはいうなれば当該元売の顔である。一般の客が、あるSSで親切でない応対を受ければその客はそのSSのサインポールを掲げている元売、石油会社がそうしてぃると思うのは当然である。それだけに元売としてば、当該のサインポールを掲げているすべてのSSについて責任を持たなければならない。清潔さ、従業員の応対一つにしても、最終的にはサインポールを掲げている元売の責任ということになる。
 ところが現実的にはSSの効率、利益を追求するあまりに、ユーザーとの応対、清潔さに、細心の気配りができていないSSが多い。これは当該元売のサインポールを掲げている石油会社の印象を悪くするばかりである。元売としても自分のところのサインポールを掲げているすべてについて、それなりの責任をもって、気配りをし、ユーザーニーズを充足していくことが当然のことである。

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE