声賭け販売を考える 2001年10月04日更新
声賭け販売を考える
皆さんは、一度でも「インターネットショッピング」を利用したことがありますか?
多くの方が「ない」と答えるでしょう。この商売の最大手は「楽天市場」です。インターネットの商売は90%成功しないと言われるなか、すでに5000社以上の企業が参加して、社長は長者番付にも登場するくらいの企業にまで発展しています。それだけの需要がそこにあるのです。
インターネットのよさは、安さ・時間を気にしない・人に干渉されない・・・などが上げられますが、われわれの業界でも同じような売り方がありませんか?
どこか、セルフが頭を過ぎるのは私だけでしょうか?
近年、小売販売業はお客様に選択権をあたえて「客にモノを選ばせる」という手法に切り替えています。そうすれば思わぬ副産物も得られます。人件費の削減ができるのです。店員の数を減らせるじゃないですか!
先に書きました、インターネットにしろセルフにしろ現代社会は、同じ物がいろいろな方法で「買える」時代なのですね。だから、お客が選択する時代なのではないでしょうか。だから、声を掛けられることを拒んだりするのではないでしょうか?
そこで、これらを参考にガソリンスタンドでどのようにして販売するかを考えてみました。キーワードは「お客に選ばせる」です。
まずは、商品のラインナップです。お客様に選んでいただく為には商品が無くては話に
なりません。近年急成長している、大型スーパーマーケットでは最低2ブランドの品揃えをこころがけているそうです。2種類ではなく2ブランド!ここが重要です。(ナショナルブランドと類似品もしくはPB商品です。)たとえば、「オイル」では、元売オイルと海外などの商品を指します。
次に、どうやって告知するか? これは、解りやすく(A4くらい)書いたチラシを作り給油の間に見せることです。内容ですが、ここで油外商品の安売りだったら、台無しです。まずはサービスメニューを出しましょう。見出しは「あなたの不安解消します」なんてどうですか?そこに「タイヤ・エンジン・汚れ・不安は無い」と書いて○付けてもらうとか。そして、会話に入るのはどうでしょう!
販売チラシも一工夫!表面はグットこらえて、占いとか、お祭りの日程とか、パズルとかとっても暇な給油時間に楽しく過ごせる工夫しませんか?本当に売りたい物は裏に書きましょう!そうすれば、少なくとも見てくれますよ!日本人占い好きでしょう。
こんなこと、考えている人はたくさんいると思います。一人で考えないでみんなで考え出し合いながらこの難題にぶつかっていきませんか?
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