2014.09.19 のニュース
WTL反発92.92ドル FOMCの前に持ち高調整
週明け15日のNYMEXの原油先物相場は、FOMCを16~17日に控え、持ち高調整などの買いが入り、反発した。WTIの中心限月11月物は前週末終値比0.65ドル高の92.92ドルで終了した。11月物は91.99ドルで取引を終えた。
原油相場は、前日夜の電子取引で一時90.63ドルを付けるなど、売られ過ぎたとの見方が広がり、ポジション調整や安値拾いの買いが入った。
午後にかけて上伸した米株式につられ、原油にも買いが入った面もあった。
中国国家統計局が13日に発表した8月の鉱工業生産は前年同月比6.9%増と、5年8ヵ月ぶりの低い伸びを記録した。これを受けて、同国経済の先行きに不安が広がり、原油相場は朝方、マイナス圏で推移していた。