日刊ニュース

2014.09.19 のニュース

WTI大幅続伸94.88ドル OPEC減産への思惑

 16日のNYMEXの原油先物相場は、OPECの減産への思惑やユーロ高・ドル安などを背景に大幅続伸した。WTI10月物は、前日終値比1.96ドル高の94.88ドルと9月4日以来約2週間ぶりの高値で取引を終了した。
 OPECのバドリ事務局長はこの日、11月の総会で減産に踏みりる可能性に言及した。これを受けて、原油は買いが優勢となった。
 また、外為市場では対ユーロでドル安が進行した。このため、ドル建ての原油は相対的な割安感からも買い進まれた。米株式相場が堅調に転じたことも原油の支援材料となり、上げ幅を拡大し、相場は一時95.19ドルまで上昇した。
 米石油協会は今夕、米エネルギー情報局(EIA)は17日午前に、それぞれ週報を発表する。ロイター通信の調査によると、原油在庫は前週比180万バーレルの減少と予想されている。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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