日刊ニュース

2014.09.19 のニュース

ガソリン仕切価格値下げ  JX、出光が同額の1円 昭和シェルは1円20銭

ガソリンの仕切価格は、18日から24日までの適用でJXが1円/リットル、出光が1円の同額値下げとなった。昭和シェルは1円20銭の値下げとなった。前週ではJX
が50銭、出光が50銭(30銭上げを修正)の各値下げとなっており、連続値下げとなった。この結果、9月に入って4日から50銭上げ、11日から50銭値下げ、18日から1円値下げとなり、相殺すると1円値下げとなる。JXと出光は同一の変動幅となっている。また、灯油は50銭、軽油は1円値下げとなっている。原油価格はドバイで96~7ドル/バーレルと値下がり気味、為替は107円/ドルの円安となっているが、原油下落が加味されたようである。ガソリンの末端市況は首都圏ではボトム165円で市況立て直しを図っており、現状を維持する方向にある。

2週連続値下げも 業者ボトム165円は相場を維持へ 
9月初めに50銭の値上げとなったため市況対策に取り組み、8月での値下げ分を値戻しすることで値上げした。結果的には2~3円価上げしたが、一段落したところで仕切値下げとなったため、〈征の市況対策は難しい局面となったが、値下げすることなく、当面は
市況を維持する。
 7~8月の減販と市況下落のマージン減でSS経営は厳しくなっているが、ここは我慢してマージンの回復を狙う。減販が定着しているため値下げしても増販が見込まれないため市況を維持することになる。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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